海苔を米飯のおかずとして食材に用いた ≪弁当で・食品・食材≫

海苔弁当(のりべんとう)とは、海苔を米飯のおかずとして食材に用いた弁当である。弁当箱に米飯を詰め、その上に醤油などで味付けした板海苔を敷き詰めたものが基本的な形式である。さらに米飯を詰めて海苔が内層部に入ったり、米飯と海苔がそれぞれ複数層をなすこともある。

また、板海苔を敷く前におかかか昆布の佃煮またはその両方をまぶすことが一般的である。海苔弁当が確立した時期は定かではない。

構成要素に関して言えば、安土桃山時代に現代と同じ形状の弁当箱が登場し、江戸時代中期に板海苔が作られるようになった。

庶民が各海産物を安価に手に入れられるようになってから家庭で広く作られるようになったものと考えられる。

阿川弘之は著書において、海苔弁当または弁当箱の代わりに小鉢で製作した同様の食事を「かつぶし飯」として記述しており、他の文筆家も家庭料理の一つとして触れているのが散見される。
update:2009年10月18日